こんにちは、てくこです。
最近、ふと気になって「スマートロック」の価格を久々に調べてみました。 すると、めちゃくちゃ安くなっていてビックリしました!
私が5〜6年前に調べた時は、平気で2万〜3万円はしていたはず……。「さすがにスマートロックひとつにこの値段は出せないな」と購入を諦めたことを覚えています。
しかし当時の私は、丁度ハマっていた電子工作(Arduino)を使って「自作してしまおう!」と思い立ち、チャレンジしてみたのでした。
結局、見た目や実用的なものにまで作り上げることができなかったため、試作品止まりになってしまいましたが、その過程で得られた知識や気づきは多かったように思います。今回は、その当時の「スマートロックを自作してみた」ときを振り返ってみたいと思います。
スマートロック自作のきっかけ
私がスマートロックの自作に取り組んだのは、2020年のゴールデンウィーク頃でした。ちょうどコロナ禍に入り、外出自粛で家で過ごすしかなかった頃です。
その1年前の2019年頃から、仕事でプログラミングを教えてもらい始めたこともあり、勉強がてら電子工作をやってみようと「Arduino」の電子工作キットを購入していて、たまに遊ぶことはしていました。
Arduinoのような入出力付きマイコンは、プログラムを組むことでLEDが光ったり、サーボモータが動いたりと、「コードが物理的にモノを動かす」という手応えをダイレクトに感じられるのが良いところと思います。初めてモータが動いた時はとても感動しました。
ひととおり遊んだ後、「せっかくなら実際に生活で使えるものを作りたい」と考えたときに思いついたのが「スマートロック」でした。
当時の市販品は2万円台〜と高価でしたが、「こんな高いものを自作できたら、節約にもなるし技術的にもすごいのでは?」と、ものすごく意気込んでいたように思います。
構想と完成イメージ
作りたかったシステムの構成は以下のようなイメージでした。
- 外から: スマホとBluetooth接続して解錠・施錠
- 中から: 物理ボタンを押して解錠・施錠
機能だけでなく、見た目も市販品のようにシュッとしたかっこいいものにしたいと思っていました。
(※イメージ画像はGeminiに作ってもらいました)

試作品段階で限界を感じたところ
意気込んで作り始めたものの、普段使いできるような完成度を目指すと心が折れる部分がいくつもありました。1つずつ話すと長いので、箇条書きでまとめます。(詳しくかけそうなものは後日まとめようと思います。)
- 見た目の限界: 配線や基板がどうしてもゴチャゴチャしてしまい、玄関に置くには美しくない。
- 技術力不足: 「割り込み処理」などの知識がなく、スムーズな動作を実装できなかった。
- 電力の問題: 常に待機状態にするため電池の減りが激しく、実用的ではなかった。
- パワー不足: サーボモータのトルクが弱く、家の鍵(サムターン)を回しきれなかった。
- 法的な壁: 使用するBluetoothモジュールの技適(電波法)周りの扱いに不安があった。
- ツールの終了: スマホ側の操作に使っていた神アプリ「Blynk」のサービスが終了(変更)してしまった。
まとめ(勉強になったこと)
最終的に「自作スマートロック」は完成までに達することはできませんでした。
それでも、この挑戦を通して得られた知見は非常に大きく、やってみて本当に良かったと思っています。
特に実感したのは、「作りたいモノ(目標)があると、学習効率が段違いに上がる」ということです。
漠然と参考書を読みながらプログラミングを順序どおりに勉強していくことは基礎を固める時点では必要なことだと思いますが、「このモータを回すにはどうすればいい?」「この形状にするには?」という具体的な課題がある方が、調べながら学習するときの熱中具合が高かったように思います。
私の場合は、回路をコンパクトにするためにユニバーサル基盤にはんだ付けをしたり、筐体を作るために友人の3Dプリンタを借りて「Fusion 360」で設計図を書いたりと、より良いものを作り上げたいという欲から、新しい技術に手を出すことで、結果的にスキルが広がりました。
これからは、この経験を活かして子どもにも「電子工作でものを作り上げる面白さ」や、プログラミングの楽しさを伝えていきたいと思っています。そのためにも、私自身もまたリハビリとして、少し難易度の高い電子工作に再挑戦してみようかなと計画中です。

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