もうすぐ第二子が生まれる予定の我が家。
妻と変わりばんこでミルク当番に追われる日が近くなってきました。
第一子が生まれた頃、哺乳瓶の除菌で使っていたのは、コンビ(Combi)の「除菌じょーず」でした。どんどん溜まっていく、使った後の哺乳瓶を「除菌じょーず」で毎日除菌していたのが懐かしいです。
そんな「除菌じょーず」が、最近ネットなどで「使用不可になった?」という噂を耳にしました。
「数年前まで毎日のように使っていたのに、今はダメなの?」と気になり、第二子を迎える準備として改めて調査してみました。
なぜ「使用不可になった?」と言われているのか、その背景にある具体的な理由と、実際に一年半ほど使っていたときの感想を交えてご紹介します。
結論:「除菌じょーず」は今でも使用できる

まず結論から言うと、「除菌じょーず」は今でもちゃんと使うことができます。製品自体が販売中止になったわけでもありません。
メーカーであるコンビの公式ブランドストアでも、「除菌じょーず」は現役商品として販売されています。
コンビ側としては、「電子レンジ除菌対応できる哺乳瓶に使用する(コンビ製品の「テテオ」シリーズなど)」であれば、現在でもレンジでのスチーム除菌できるというスタンスです。
では、なぜ「使えなくなった」という声が増えているのか調べてみたところ、関係していそうな2つの理由がみつかりました。
- 電子レンジメーカーのルールとの兼ね合い
- ピジョンの哺乳瓶が電子レンジを使った除菌を「不可」にした
次の項で詳しく説明していきます。
理由1:電子レンジメーカーのルールとの兼ね合い
多くの電子レンジメーカーでは、安全性の理由から食品以外の加熱を推奨しない旨が取扱説明書に記載されていることがほどんどのようです。
この安全基準の厳格化が、電子レンジ除菌そのものが「推奨されない方法」とされる背景にあります。メーカーとしては、実際に起きたときに責任を問われることになるので、しっかり明記しておかないといけません。
(我が家で使っている象印の電子レンジの取扱説明書も同じように書いてありました。)

理由2:ピジョンの方針転換で哺乳瓶の電子レンジ除菌を「不可」にした
ベビー用品で最大手のピジョン(Pigeon)が2024年2月以降にすべての哺乳瓶において電子レンジ除菌の推奨表示を一律「可能」から「不可」にしました。以前は「レンジ除菌OK」と表記されていた哺乳瓶であっても、現在はメーカーとして推奨していません。

ピジョンのホームページではこのことについてお客様サポートのサイトで詳細に説明がされています。

表示変更に至った訳は、理由1つ目の「食品以外の加熱がNG」の決まりに従ったという形になります。電子レンジではNGなのに、哺乳瓶消毒OKとなっているのはおかしいじゃないか?ということのようです。
この情報が広がっていくうちに、「除菌じょーず」で哺乳瓶は除菌できなくなってしまった!という噂になってしまったと考えられます。
除菌じょーずと電子レンジで意見が矛盾しているけど、正直どうなのか?

「除菌じょーずは電子レンジOKって言ってるのに、電子レンジの取扱説明書には『食品以外を入れるな』って書いてあって、意見が矛盾してる?」となりますが、どちらも正しい、間違えてるということはなく、「自社の責任の所在を明確にするため、正論を言っているだけ」というのが本音だと思います。
私も一年半ほど毎日使用していたときがありましたが、発火や溶けるといった問題もありませんでした。
むしろ、除菌がレンジで5分でできていなかったら育児はもっと苦労していただろうなと思うほどです。
電子レンジ除菌「可能」だった頃のピジョンの哺乳瓶には使えるのか?
第一子の時に購入したピジョンの哺乳瓶は第二子のときのためにとっておいたのですが、これが除菌じょーずで除菌できないとなってしまうのか?と気になったので確認しました。
電子レンジ除菌「可能」と表記されていた頃に購入した哺乳瓶であれば、除菌じょーずを使って引き続き電子レンジ除菌をしても問題ないようです。ピジョン公式からも「正しくお使いいただければ安全性には問題ない」と書かれています。

これから除菌じょーずを使っていくときに気を付けること
毎日の哺乳瓶除菌を楽にしてくれる「除菌じょーず」ですが、使い方を誤ると、火傷や電子レンジの故障、哺乳瓶の変形に繋がってしまうこともあります。
赤ちゃんが産まれると毎日のお世話、寝不足などで注意力が散ってしまいがちですが、安全に確実に除菌を行うため、以下のポイントを必ずチェックして自己責任の範囲で使用しましょう。
電子レンジ消毒が「不可」のものは入れない

これまで書いてきたように、すべての哺乳瓶が電子レンジに対応しているわけではないので、しっかり確認してから使用することが大事です。
- 事前のパーツ確認が必須: 哺乳瓶、乳首、キャップなどのパッケージや取扱説明書で「電子レンジ除菌可能」となっているか必ず確認してください。
電子レンジの「ワット数」と「加熱時間」を厳守する
除菌じょーずは、電子レンジの熱で蒸気を発生させて除菌する仕組みです。そのため、レンジの設定が最も重要になります。
- 対応ワット数は「500W〜700W」: 1000Wなどの高出力や、出力切り替えができないレンジでは使用しないでください。
- 加熱時間は「5分」を厳守: 短すぎると除菌不足になり、長すぎると本体や哺乳瓶が溶ける原因になります。
- 「自動モード」は絶対NG: 必ず手動で「レンジ機能」を選択し、ワット数と時間を設定してください。
水の量は少なすぎても多すぎてもダメ!

除菌に必要なスチームを生み出すため、水は必ず「決まった量」を入れます。
- 給水カップ2杯(約60ml)しっかりと入れる: 水が少なすぎると「空焚き」状態になり、とても危険です。本体や哺乳瓶が溶けたり、発火するかもしれないので注意してください。
加熱直後の「やけど」に要注意

加熱が終わった直後の本体内部は、超高温の蒸気で満たされています。また、運ぶときは容器の隙間からどうしても水が漏れ出てしまうので、なるべく水平を保って持つのがこぼれないようにするコツです。
- 加熱後に数分放置して冷ます: レンジでチンしたあともすぐに取り出さず、少し時間を置いて冷ましてから触るのが安全です。
- 「持ち手」以外は触らない: 取り出す際は、必ず本体の持ち手(ロック部分など)をしっかり握ってください。
- 排水時の熱湯に注意: 除菌後に残ったお湯をシンクに捨てる際、手にかからないよう注意してください。
まとめ:除菌じょーずは今でも使える(けれど、注意が必要)
「除菌じょーずが使用できなくなった」という噂がありますが、実際には現在も販売・使用されている製品です。
この噂が広まった背景には、電子レンジメーカーによる安全上の注意喚起や、ピジョンが電子レンジ除菌の推奨表示を取りやめたことが関係していると考えられます。
ただし、電子レンジ除菌に対応していない哺乳瓶やパーツには使用できず、ワット数・加熱時間・給水量などの使用条件を守ることが重要です。
正しい方法で使用すれば、短時間で効率よく哺乳瓶を除菌できる便利な育児アイテムであることは間違いありません。使用前には、哺乳瓶や電子レンジの取扱説明書を確認し、安全に配慮しながら活用しましょう。

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